大御幣は、参道下から始まった幣押しにより、上げられたり引き戻されたりしながら本殿に近づきます。 この頃には大御幣はすっかり丸太とも言うべき姿となり、幣番の宴会のお神酒も回り賑やかな幣押しとなっています。 「上げ、下げ」の言葉が、やがて「上げ、上げ」に変わり、本殿への石段を登り始めるとクライマックスとなり、 肩車となった大御幣差しが幣串に馬乗りになるとそのまま本殿に納まります。幣納めは例年午後4時30分頃です。