
大昔には湯波(伊奈美)から大野に通ずる旧道を以って北の地は、すべて入江であり大木が生い茂る林野でした。
先住の古代人は、この水際に沿った高台に住み、能登野や倉見とともに早く開けた所で、この高台が現在の奥岩屋と伝えられています。
また、入江や川の流域の開拓によって後に人々が住みはじめたところが口岩屋とも言われています。
古代から人々が住んだこの奥岩屋の山に、岩屋不動尊が鎮座され祭祀されて伝えられています。
そして、古くから、米作りがすすめられ、畑地の方は養蚕、葉タバコ、ナシ栽培と変化していきます。昭和34年からはじまったナシ栽培は昭和62年「福井ナシ」と名付けられ活況を呈しております。
若狭町町岩屋へ、岩屋不動教会大円定殿へのご参拝を心からお待ち致しております。
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