安土城に行って来ました。滋賀県にある織田信長が築いた城として超有名な城です。もちろん今は現存していなく、城跡になるんですがね。小学校の時から一度は行ってみたいと思っていたんです。
（このＨＰで何度も書いてますが、私の３大趣味は競馬・コーヒー・日本史（特に戦国時代）です。もちろん他に好きなものはたくさんありますが、この３つの趣味は度を超してるかも・・・。）
自分なりに結構多くの城に行きました。いくみんを強制的に連れていった城も多々あります。旅行でどっかに行くと、その土地の城（跡）や戦国時代の著名な人物などを調べたりします。
特に城跡とかは好きなんですよねぇ。後から観光目的とかで造った城はどうも楽しみが無くて・・・。でも今ではほとんどが後から造られたものですが、もちろん後から造られた中でも良い城はありますよ。まぁ、それは置いておいて安土城です。
滋賀県に行って、仕事の休みにどっかの公園で、作った昼御飯を食べようと言う話になって、行ったのが長浜城。長浜城の下には公園があるんです。そこで昼御飯は美味しく食べたんですが、当然？長浜城にも登りますよね。これがど〜も良くない。面白くない。
一応、長浜城は羽柴（後の豊臣）秀吉が築いた城です。織田信長からこの地を貰い、そこから出世街道を歩みます。だから出世城とも言われてるはずです。
この城がいまいちだったものだから、滋賀県にある他の城に行くことにしました。いくみんを連れ。滋賀県なら石田三成に過ぎたる物と称された佐和山城跡か、信長の安土城跡でしょう、と言うことで。で、時間に余裕のあった私（達）は佐和山城跡より遠い安土城跡に行くことにしたんです。
前置きがかなり長くなりましたが、安土城凄いです。物凄いです。城跡ですが、今まで見てきたどんな城とかよりも凄いです。安土山全てが城。すべてが石垣に覆われているような感じです。石垣も当時のままで、石仏が石垣や石段に使われているんです。これだけで信長の人物像が伺えます。
石段の最初、城の入口となる地点には羽柴秀吉と前田利家の家跡があります。本当にご近所さんだったんですね。徳川家康の家跡とされるところもありました。
もう、今まで見てきた城とは規模が全く違います。その当時の信長の力が城跡から伝わってきます。
安土城は今でも発掘調査が進められており、至る所に土を掘り返した跡があります。一つの疑問が解けました。昔からなぜ安土城を再建しないのかと疑問に思っていたんです。観光名所にしたらこんなに有名な城はないのに・・・と。現地に行って分かったんですが、この安土山自体、国の保有地になってるみたいなんですね。だから滋賀県も安土町も、なんにも手出しできない状態みたいなのです。当たり前ですよね。日本でもっとも有名で謎に包まれた城ですもん。なるほど納得です。
安土城は完成してから約３年で焼け落ちた城です。本能寺の変とほぼ同時期に焼失しています。信長が亡くなると同じくして追うように焼失した、謎めいた城。それが安土城です。石垣を一歩一歩登っていくとき、色々なことを考えてしまい、鳥肌が立っていました。間違いなく自分が今まで見た中の一番衝撃を受けた城（跡）でした。

最近、コーヒーの木なる物を購入した。
コーヒー豆（生豆）をネットで購入したときにその店で売っていたもんだから、つい一緒に買ってしまった。
１本で良かったんだけど、店側がどうも時期が時期だけに売り切ってしまいたかったらしく、２本でセットセールだったから仕方なく２本。
買う前にいくみんに「２本セットなんだよねぇ。一本で良いのに。」って言ったら、
「じゃあ、買わないでおけば良いんじゃない。」とあんた最近お金使いすぎよ、と警告付の笑顔で言われた。
でもこそ〜っと買っておいた。（笑）
届いたときには段ボール箱に思い切り「植木」と書かれており、それを受け取ったいくみんは植木さんから送られてきた物だと思っていたそうだ。
まさか買っているもんだとは思っていなかったらしい。甘いな…。
段ボール開けたときのいくみんの顔はちょっと怖かった。
「一個ををいくみんの木、一個をたかぼーの木としてやな、実をつけたときその豆をブレンドしてみ。そのブレンド名は「いぶき」とかになるんよ。良くない？良い買い物したなぁ〜、とか言って必死に取り繕った。（笑）
そのコーヒーの木、２つのうち１つはちょっと小さい。
昨日その木を見たら小さい方に「いくみんの木」大きい方に「たかぼーの木」といくみんの字で書かれていた。
可愛いとこあんじゃんいくみん。いつもそうであることを切に願う。
うまく行けば３年後に花と実がなるらしいが、冬が寒いこの地方で果たして熱帯の木が無事に育つかどうか…不安と共に楽しみだ。