★ロイヤルブライドの９９年産大樹レーシングクラブ ２０００〜２００１ Ｐａｒｔ．２
さぁ、とうとうパンフレットが到着いたしました。遅いぞ黒猫！（田舎はと言うことは置いといて・・・）
今回は比較的４００口募集馬が多くラインナップされている。一口を楽しむならこの口数で十分だ。
ただ、１００口馬を持っていると、配当金の物足りなさがちと寂しい。
それに今回は大樹さん頑張った。いつものように法外な値段提示はしてこなかった。
これから生き残るためにはリーズナブルな提供が必要不可欠だろう。
おかしげな予想会社の立ち上げはちと違うが・・・
あれは今まで大樹と共にしてきた会員は寂しくなったはずだぞ。
父シアトリカルに母父ブラッシンググルーム。８８００万円。
タイキエルドラド、タイキトレジャーの下になり、今回募集馬中最高値の馬になる。
結論から言うと、余り期待はしない方が良いだろう。
この兄弟については顔での判断だけで分かるところがある。
エルドラドやトレジャーの顔を思い出していただければその違いが分かる。
その他の子達と比べると明らかに垢抜けた精悍な顔立ち。全く違う。
本馬は残念ながらそれは持ち合わせてはいない。
馬体の観点から言ってもさほど強調できるところはなく、逆にトモ、後脚について不満が残る。
★パテントリークリアーの９９年産
父ワイルドアゲイン、母父ミスワキ。８０００万円。
兄にタイキフォーチュン、妹にタイキダイヤを持つ。
う〜ん、どうだろう。血筋の良さなのか雰囲気はいいものを持ってる。
ただ、馬体はまだ弱い。やはり前が物足りない。
トモから首差しへと流れるラインはいまいちで、力強くない。
あと、前脚が見ていて怖いな。
ただ、血筋の通ってる馬はしっかりそこが成長する傾向にあるはず。
★ビラローズの９９年産
父キングマンボ、母父キートゥーザミント。７６００万円。
タイキシャーロックの下にあたる。
これは面白い馬体に出たんじゃないだろうか。
馬体の「枠」を大きく出してくるビラローズに、まとまった筋肉を出して来るキングマンボ。
この両親の特徴を綺麗に出してきた一頭だといえる。
ただ、間違いなくキングマンボ産駒らしくはなく、その辺がどう出るのか楽しみだ。
付け加えるとバランスは全く悪くないし、顔も良い。
面白いことをやってくれるかも知れません。
父ラーイ、母父クレヴァートリック。５６００万円。
平凡な馬体。
気になるところが、腕付き、後脚飛節にもう少し幅が欲しい。
顔は悪くない。
ただこの馬体・血統にしては募集価格が高すぎる。
★サータンシークレットの９９年産
父ルビアノ、母父ノウンファクト。４２００万円。
このサータンシークレットという母は堅実に走る子を出してくる。
本馬もその堅実な子供の一頭になれるんではないだろうか。
訴えかけてくる凄味や強靱さなどは余り感じられないが、
馬体そのものはほとんどの箇所において平均点以上はあげられる。
順調に使い込まれていって欲しい一頭だ。
父コジーン、母父ノーザンダンサー。４２００万円。
母は米国のＧTウイナー。
パンフが届く前から気になっていた一頭だったが、期待以下の馬体。
決定的なのが後ろの出来。トモの造りがやや中途半端で、飛節も立ち気味。
顔も良いとは言えないが、鼻の穴が小さく皮膚も厚そうなのも割引。
父カポウティ、母父シアトリカル。３８００万円。
トモの出来、厚みには好感が持てる。
やや胴詰まりに出たが、顔も平均はあげられ、バランスは良い。
この馬に関しては脚が危険。
腕付きは余り良くなく、管肢も細い。
後脚の飛節の角度もきつく、出資するには勇気がいる。
父ワイルドアゲイン、母父リアルシャダイ。３６００万円。
顔もいまいちだが、鼻の穴が小さいこと、胴詰まりの体型などから長いところは辛い。
トモの筋肉には目を奪われるが、前がそれに付いてきていない。
その前の幅は十分にあり、今からの成長如何によっては問題なくなるだろう。
父カポウティ、母父ダンスオブライフ。３４００万円。
何処のクラブの募集馬にもいそうな一頭。凡馬。
それにしては募集値段が高い。タイキの悪いところ。
父ラーヒ、母父エラマナムー。３０００万円。
日本に合う血統面を考慮して今回のラインナップに加えたらしい。
そう言うだけあって馬体はインパクト無し。
前脚が前に反ってるのはやはり気にかかる。故障の原因だ。
ちなみに反対に後ろに反ってるはそれほど気にしなくても良い。
もちろんまっすぐな脚が一番良いのは当然だが。
父レッドランサム、母父ビーマイゲスト。２８００万円。
馬体は平凡だが、この馬は顔が良い。
目つきもシッカリとして賢そうなのが良く分かる。
馬体はもちろん大切ですが、
馬体では分からない、顔によって分かるところがたくさんあります。
父ルビアノ、母父マイギャラント。２８００万円。
注目しておきたい一頭。
母は今までそれほど活躍馬を出してはいないが、この馬は上手く出たんじゃないだろうか。
顔は良く、精神的に強そう。脚が綺麗な馬で繋ぎも柔らかみがあって良い。
バランスは整っており、走れる体型にはある。
マイナス点が出てこないことからも面白い一頭になるのではないだろうか。
★ダーリンググレイの９９年産
父ボブバック、母父ボールドラッド。２６００万円。
じゃーん！出ました。我が愛馬タイキリメンバーの全妹です。
兄の募集時の馬体とは違うが、所々似た雰囲気を持っている箇所も見られる。
どちらかというと、ある程度成長した兄の馬体に似てる。
やや胴詰まりに出た。
兄は成長するごとに胴が短くなっていったので、これは気になる。これ以上短くなるのか？
兄は脚が綺麗な馬だったが、本馬は華奢に出た。これはマイナス。
良いのは胸が深いこと。あとは顔が良いこと。頑張れ。評価は白三角。
父マイナーズマーク、母父カーリアン。２２００万円。
もの凄く気になるぞ、この馬は。
顔良し、馬体良しでこの値段。
何か裏があるんではないかと勘ぐってしまう程。
トモの厚さ、飛節の造りは気になるところがあるが、それ意外は無し。
何故？Ｗｈｙ？
きっとすぐに満口になるぞ、この馬。
