シルクホースクラブ01年産
シルク1−37
父オペラハウス 母ベイリーフスキー 母父ロイヤルスキー 募集価格1600万円
バランスは特に悪くありませんが、馬体から受ける印象は薄いです。
大きくマイナスになるような部分はないですが、繋の長さと馬体のしなやかさが適合していないところが不満です。
繋の長さが悪いとか、形が悪いなどと言うことではなく、あくまでも馬体との兼ね合いの問題です。
他に特筆すべき箇所はありません。馬体か受けるインパクトが無く、ごく平凡な一頭です。
シルク1−38
父ドリームウェル 母ムーンライトグラス 母父ウッドマン 募集価格1500万円
バランスはやや後肢の背が高く不釣り合いですが、これは成長途中であり問題ありません。
ただ成長分はあるにせよ、前躯の造り自体が不満です。腕付きもあまり良くありません。
また、トモの幅は十分にあり立派なのですが、長さがやや足りません。
ただ注文を付けましたが、後肢に関しては十分良いレベルで、欲目です。
あと、公式HPの写真が見にくいのですが、繋が立ち気味に見えるのも気になります。
目つきもややヤル気のなさそうな顔で、全体的にあまり良い印象は受けません。
シルク1−59
父エンドスウィープ 母ビワカレン 母父フェアジャッジメント 募集価格2200万円
どのように成長していくのか非常に楽しみな馬です。
各部の出来としては、現状は大雑把に出来ているのですが、それらが上手くまとまった造りです。
首差しはやや長めですが、前躯がしっかりと出来ているため気になりませんし、
その前躯も全く不備は見あたりません。トモは尾に隠れてやや見難いのですが、幅・長さ共に十分です。
現状では素質の一端が見えるだけですが、これからまだまだ筋肉が付いてくるでしょうし、
今後上手く成長すれば短いところで、芝ダート問わず活躍できると感じる一頭です。
シルク1−74
父エアジハード 母メインゲスト 母父ターゴワイス 募集価格1200万円
本馬はファストタテヤマの下にあたります。
ファストタテヤマ自体、華奢な体で素晴らしい瞬発力を発揮している馬で、馬体以上に良く走ります。
本馬は父がエアジハードに変わり、やや馬格をしっかり出しで来たように思います。
この時期の牝馬にしては前躯が立派すぎますが、それでバランスを崩すことには至っていません。
ただトモの幅はあるのですが、後肢の作り自体がやや弱く、若干バランス面に影響しているようです。
今後の成長でこのバランスがどっちに寄るかが、この馬の選択になると思いますが、
案外兄と同じで、後肢が華奢でも走ってくるのかも知れません。
そのような視点から見れば今後の成長が楽しみな一頭といえます。△の上。

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