シルクホースクラブ00年産

少し前にはシルクジャスティスが看板馬としており、最近ではシルクプリマドンナがオークスを獲り活躍。
しかしそれ以降後を追うものはいなく、全体的にも成績は良いとは言えない。
ブライアンズタイムに頼っている印象はあるが、マーベラスサンデー等のラインナップにも期待したい。
どちらかというと一発出たら大きいクラブだけに、そろそろそれを期待したいところ。

シルク0−52
父エリシオ 母ライクアバード 母父Storm Bird 募集価格1000万円
牝馬ですが、エリシオ産駒らしく全体的にがっしりとして筋肉質。
後躯の作りなどはエリシオ産駒らしさが出て、全く問題のない出来です。
ただ全体のバランスを考えると、どうしても後ろが勝った印象を受けます。
これは胸囲が無く胸が浅いことと、成長のバランスが崩れている時期に写真を撮ったことが挙げられます。
よって時間が過ぎればある程度は改善しますが、バランスを良くするまでは難しいでしょう。
それ以外に大きな問題点は無いですが、印象が薄いのは否めません。
しかし、顔を見るとしっかりと自己主張できる顔ですし、その辺りが希望でしょうか。△の下。
シルク0−52
父ジョリーズヘイロー 母ムーンライトグラス 母父ウッドマン 募集価格600万円
取り立てて何処が良いとか悪いとか言うような所はありません。
ただ募集価格は600万円とかなりお手頃。それを頭に入れて各部を見ていくと、高い買い物ではないはずです。
まず、強いて挙げればトモの作りが貧弱です。形と幅が課題です。
ただそれもそれ程気にすることもありません。
全体のバランスも良いとは言えませんが、悪い部類には入りません。
牝馬にしては筋肉質で、胴は詰まり気味。距離は短いところになります。
そして一番気になるのは、顔から覇気が余り感じられないことです。
しかし、それらを加味しても募集値600万円を考えれば、決して間違った選択ではないと感じます。
シルク0−65
父フォーティナイナー 母ドラゴンティーナ 母父ダンジグ 募集価格1800万円
父がフォーティナイナーでやはり牝馬にしては筋肉質に出てる様子。
フォーティナイナー産駒はそれほど激的に変化することなく、早めからじわじわ力を出すタイプが多いです。
決してスピードに優れた種牡馬ではないですが、堅実にパワーを伝えます。
本馬もしっかりとパワーを受け継いでおり、スピードは感じられませんが、ダートで安定して走るでしょう。
前躯の作りがもう少ししっかりしていれば心強いのですが、不足は否めません。
また顔は悪いという訳ではないのですが、鼻が小さく受ける印象は平凡。
牝馬限定の短いダートで堅実に走れば、と感じる一頭です。

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