番外編 診断依頼のあったお馬たち・・・

ここは、自分の怠慢で馬体診断していないクラブ・募集馬がありまして、(ごめんちゃい)
「見たい馬が載ってない!」という方達から馬体診断の依頼を受けた馬達の診断です。
クラブ別でとりあえず分けました。年齢などはバラバラにのってるかも知れませんのであしからず。
御免なさい。これはたかぼーの見た正直な感想です。×付いたりしてますが気になさらないよう・・・
(これより前に依頼のあった馬の診断は記録が残ってないのです・・・)
ここは 
キャロット クローバー グリーン 社台 シルク ターファイト 大樹 です。

ブルーマリーナの99(キャロット)
父スキャン 母ブルーマリーナ 母父サイレントスクリーン 募集価格1200万円
こぢんまりとまとまった一頭です。
筋肉の出来、骨格などから今からさほど変わっていく馬ではないでしょう。
その分、完成度は高い一頭だとも言えます。
バランスはやや後ろ勝ちに見え、前躯の出来にやや不満が残ります。
胴詰まりでスピード感はあまりなく、父の産駒の傾向に漏れず、芝よりダートでしょう。
早いうちから戦える下地はあるので、その辺が魅力でしょう。
イヤモアの99(キャロット)
父メジロライアン 母イヤモア 母父シアトルスルー 募集価格1500万円
バランスはそれ程気になりませんが、前躯、トモが共に小ぶり。
心肺能力確保にも、もう少し深い胸が欲しかったところです。
トモの形はいいのですが、もう一回り大きさが欲しかった。
あと、繋ぎの角度が多少立ち気味なのが気になります。
などなど、気になる箇所はいくつかありますが、どれも大きなマイナスではないので、
この先の成長次第で十分に取り返すことは可能でしょう。この馬の成長力に期待です。
何より顔がしっかりしていることは心強いポイントです。
カータレットの99(キャロット)
父ケイラワン 母カータレット 母父ヴァルドロルヌ 募集価格2500万円
良いところを探すのが難しい一頭です。
顔は目付きが悪く、胸の深さも足りません。
繋ぎは長さ、角度共に中途半端。キ甲から腰のラインもいただけません。
一番気に入らないのは後躯の出来で、トモの形も良くなく、飛節が立ちすぎです。
自分はこの馬体ではとてもじゃないですが、出資することは出来ません。
シルキーメロディの99(キャロット)
父ミシエロ 母シルキーメロディ 母父ストップザミュージック 募集価格2500万円
まず、パンフレットの募集写真が悪い。馬体をしっかり真横から撮らないと出資者は困る。
一口出資者は実際に本馬を見れない人が多いのだから、この写真が大きな決め手になる。
出資者はそれでお金を出すんだから、この写真の重要性をクラブ側ももっと考えて欲しいものである。
話は反れたが、本馬のバランスはそれほど悪くはない。トモも(写真が悪くて見にくいが)悪くなさそう。
胸はもう少し深さが欲しかった。腰も若干甘い感じ。
全体から受ける印象が平凡でこの評価。
ソワデローズの99(キャロット)
父デインヒル 母ソワデローズ 母父スルーオゴールド 募集価格5500万円
いかにもデインヒル産駒といった体付きですね。
血統からも、馬体からもまず短いところで勝負。長いところは詰めの甘さが出てきます。
顔も良いですし、目つきも悪くない。
どっしりとした馬体に、幅の広い大きなトモ。バランスも崩れていない。
パワーもありそう。これからまだまだ筋肉が全体に付いてくるでしょう。
スピードとパワーで押すような走りか。ただ、それだけで終わる可能性も。
それらもあってクラブも5500万円と多少強気な設定。
しかし個人的にはさほど興味を持てる馬体ではない。
スプライトスターの99(キャロット)
父デキシーランドバンド 母スプライトスター 母父Spectacular Bid 募集価格3000万円
募集写真を見てすぐ分かると思うが、長いところは無理。短いところで。
キャロットはいつも強気な(勝手な)コメントをしてくるが、惑わされないでいたい。
本馬も悪いとは言わないが、3000万円出すだけに価値があるかどうか・・・
気になるところはトモで、小ぶりで幅・長さ共に大きく足りない。
ただ、胴詰まりの体型で、全体的に筋肉がついてきたらダートの短いところでは面白そう。
牝馬で募集値を考慮してこの評価。
ユキノリリーの99(クローバー)
父サクラユタカオー 母ユキノリリー 母父ミルジョージ 募集価格2200万円
どっしりとした大きな馬に見え、サクラユタカオーらしさはかいま見える。
やや重そうに見えるもののバランスは取れており、胸も深く胴もしっかりとしている。
トモの幅も長さも十分に有り、脚元にも大きな不安は見れない。
顔に多少覇気が欠ける感じがするが、この馬自身時間が掛かりそうな感じなので、
成長に伴って精神面も向上してくれることを期待したい。
サクラユタカオーの大型馬ということ、また馬体的にも期待が持てる一頭との印象。
マックスロビンの99(クローバー)
父ニホンピロウイナー 母マックスロビン 母父ミルジョージ 募集価格1700万円
トモがどっしり大きな馬で、いかにも短距離型か。
ただ、大きければいいと言うものではなく、形に関してはあまり良い出来とは言えない。
背のラインも窮屈で、疲れなどがたまりやすく好ましくない。
トモがしっかりと大きいだけに、どうしても前躯の弱さが気になる。もう少し深さが欲しい。
顔は悪くなく、こんなもので良い。
血統的に見ても1700万円は安くない。
サガミコトブキの99(クローバー)
父オジジアン 母サガミコトブキ 母父ノーザンアンサー 募集価格1700万円
まだ幼いところが残りますが、あか抜けていて好馬体。好みの一頭です。
バランスがとても良く、顔も悪くない。トモは幅も長さもしっかりとあって形良い。
首さしもちょうど良く、背・腰に流れるラインもなめらか。
前躯はやや物足りませんが、成長分を考えれば大丈夫な範囲でしょう。
繋ぎの角度、長さもいい感じです。全体的に見ても窮屈なところがありません。
牝馬ながらも、期待できる一頭といえるでしょう。
アグリーメントの99(クローバー)
父トーヨーリファール 母アグリーメント 母父ホープフリーオン 募集価格600万円
バランスはあまり良くないですし、腕付きの悪さも気になります。
トモの筋肉の付きは良いのですが、この馬体にしては長さが足りなく感じます。
繋ぎの角度と長さ、飛節の角度などは問題ないでしょう。
顔は悪くないですが、闘争心ということで見るとどうでしょうか。やや足りないように感じます。
父内国産で頑張って欲しいものですが、この評価になってしまいます。
エンペリーズゴールドの99(グリーン)
父バブルガムフェロー 母エンペリーズゴールド 母父エンペリー 募集価格2500万円
バランスはそれ程良くありませんが、脚がしっかりしているので悪く見せはしません。
まっすぐと伸びてますし、繋ぎもある程度の長さがあって角度もこれくらいで良いでしょう。
飛節の角度も丁度良いくらいです。
顔はしっかりと自己主張できており、とても良いです。悪い方向に向かわなければいいのですが。
ただトモの形に若干不安があり、力強さを感じられないという欠点はあります。
バランスの印象度からすると、ちょっと低めの評価になります。
イフアイソーデザイアの99(社台)
父バブルガムフェロー 母イフアイソーデザイア 母父ホームビルダー 募集価格1600万円
前躯がもう少し奥深いと良いのですが、マイナスではありません。
あと、全体的に言えることですが、筋肉量の不足が気になります。
これからの育成が気になるところですが、社台なら信頼出来るので問題ないでしょう。
父とイメージが異なりますが、繋ぎ、腰つき、トモの切れ具合などからも瞬発力はありそうです。
バランスも悪くないのでこれからの成長が気になる一頭です。
募集価格も1600万円というのも考慮してこの評価。
カーリングの99(社台)
父シングスピール 母カーリング 母父Garde Royare
バランスも悪くないですし、馬体もゆったり出ていて良いのではないでしょうか。
多少、前躯・トモに足りないところはありますが、これくらいの出来なら問題ないでしょう。
短距離体型ではなく、多少距離も伸びた方がいいタイプでしょう。
本格化までには若干の時間がかかるかもしれませんが。
顔も悪くはないですから、馬体以上に楽しめる一頭ではないでしょうか。
コンクラーベの99(社台)
父ティンバーカントリー 母コンクラーベ 母父アンバーシャダイ
足が短めで馬体の作りからもダートでの活躍を期待してしまいます。
ティンバーカントリーの産駒はそれ程大きく変わってくるような感じはないですので、
現時点でこれだけしっかりとした馬体で出ているのは良いことではないでしょうか。
トモなどは特にすばらしく、大きさも十二分にあり、幅もあり長さもある。良いですね。
やや顔に覇気が感じられないところが気になりますが、良い出来だと思います。
△に近い▲にしておきます。
スペシャルジェイドの99(社台)
父エリシオ 母スペシャルジェイド 母父Cox's Ridge
個人的に非常に興味のある馬体・血統です。
名牝スペシャルのクロスが掛かって来るんですね。ラフショッド系ですか。
馬体の方では、これまで見たエリシオ産駒の中では良い馬体に出ています。
顔の長さ、繋ぎの角度、飛節の角度、トモの形、腰の付き方など気になるところは多い馬ですが、
それらをしっかりまとめてきた馬体に感じられます。
どちらに転んでも、個人的にこの先興味のある一頭です。
スペシャルセクレタリーの99(社台)
父メジロライアン 母スペシャルセクレタリー 母父セクレタリアト
牝馬にしてはすでに筋肉も十分にあり、腰の付き方もしっかりとしている。
やや脚に不安な感が否めないが、馬体的にはなかなかの物。
しかし、馬体から伝わってくるものがいまいち感じられず印象は弱い。
鼻や目付きなど、顔もあまり気に入らない。
筋肉の付き方などを見ると早めからの活躍が期待できるので、それを武器に。
スワンプリンセスの99(社台)
父トニービン 母スワンプリンセス 母父ヌレイエフ
首が多少太く、それを支えている前躯が少し物足りなくも見えますが、
胴もゆったりしてるし、馬体から感じる重さもない。距離が多少長めでも楽しめそうですね。
悪くはないのですが、後躯に少しインパクトが欠ける印象です。
トモがもう少し長めに出れば良かったのですが、これは欲を言えばのレベルです。
顔も良いですし、上手く成長すれば楽しみな一頭ですね。
チャンジイの99(社台)
父ジェイドロバリー 母チャンジイ 母父エルグランセニョール
馬体の出来は、ほぼ理想的と言っていいくらい。
しっかりした胸前に胴体もゆったり。良い意味で牝馬らしさを感じさせない腰付き。
飛節、繋ぎの角度もこれくらいで丁度良い。何よりすばらしいバランス。
後躯の力強さに欠けるものの、成長分に期待したい。
あと、顔が多少底力に欠けそうな気がするが、マイナスとまでは行かない。
自然と期待が高まる一頭だと言って良い。
ワーキングガールの99(社台)
父ダンスインザダーク 母ワーキングガール 母父パドスール
全体的な印象度が今ひとつで、強気になれず。
前躯の形は悪くないのだが、胸囲がもう少し幅が欲しく、
後躯も力強さに欠ける出来。ここも形は悪くない。
バランスなども悪くなく、大きなマイナスポイントは見つからない馬で評価が難しい。
印象だけで低評価には出来なく、さらなる馬体の成長を期待してこの評価。
ハイランドトークの99(社台オーナーズ)
父サンデーサイレンス 母ハイランドトーク 母父ハイランドパーク 
さすがにサンデー産駒だけあってバランスはすばらしいのだけど、トモの形が気になる。
いまいち立ち姿をしっかりとれていない事もあるのだろううが、幅がなく物足りない。
(立ち姿をしっかりとれないことは、逆に関節の柔みがあるという事にならないでもない)
他には顔に多少覇気が感じられないが、SS独特の気性を考えれば問題ないと思われる。
それ以外は特に気になる点もなく、順調に育ってもらいたい一頭。
ノーザンマイアの99(社台オーナーズ)
父バブルガムフェロー 母ノーザンマイア 母父ノーザンテースト 
バランスもとれていて、ゆったりとした作りでなかなかの好印象。
やや小ぶりながらトモの形もいいし、腰の付き方がなかなか。
前躯は多少幅がなく物足りないが、この程度は許容範囲と見て良いだろう。
本馬で一番気に入らないのは、顔。これに尽きる。鼻の穴も小さく心許ない。
馬体が良くても、いまいち出資意欲が湧かない馬である。
Smile−01(ターファイト)
父サンデーサイレンス 母ノースフライト 母父トニービン 募集価格1億円
マイルの女傑にスーパーサイアー。泣く子も黙ります。
パッと見、トモ高に見えますが全然問題有りません。前駆がしっかりしてくれば大丈夫。
その点ではサンデーサイレンスはお手のもの。信頼できます。
顔は利口そうな良い顔してますね。一番の長所かも。気合いがないのとは違う落ち着きがあります。
トモの形もいかにもサンデーです、と言わんばかりの瞬発力あふれる素晴らしい出来。
サンデーとノースフライトの相性は悪くないようです。
この馬の最大のネックは言わずもがな・・・1億円。しかも牝馬ですから・・・
回収するにはスーパーな活躍をしないことには辛そうです。
ただし、馬体本質は非常に魅力有る一頭だと思います。
Smile−06(ターファイト)
父Dehere 母ブレイヴウーマン 母父ブレイヴェストローマン 募集価格7000万円
もともと後躯の発達は良いのですが、思ったほど前躯が成長して来ません。
大きくマイナスというわけではないですが、やはりもう少し幅があった方がいいでしょう。
筋肉もまだまだ発達途中ですが、これは血統的にもこの先かなり付いてきそうな雰囲気です。
パワフルな走りを感じさせ、ダートや、距離の短いところで有利でしょう。
ただ、募集価格の7000万円はかなり強気で、出資意欲が沸きません。
募集価格を含めるとこの評価が良いところです。
Smile−11(ターファイト)
父トウカイテイオー 母エリモドリーマー 母父サドンソー 募集価格1400万円
まず全体のバランスは悪くはありません。
しかしそれ以外に強調する部分もないのも確かです。
馬見には非常に重要な顔ですが、良くありません。
顎っぱりが貧弱なのもとても気になります。
牝馬と言うこともありますが、腰つきも弱くトモの形も今ひとつです。
Smile−16(ターファイト)
父シルヴァーホーク 母アイレスバリーヒル 母父ウッドマン 募集価格6000万円
シルヴァーホーク産駒は産駒の出来不出来が大きいという印象があります。
本馬はどちらかというと出来が良い部類に入りそうです。
バランスも問題ないですし、トモの幅も多少短い気がしますが範囲内です。
前躯が父シルヴァーホークに似たのか多少物足りないですが、成長に期待できるでしょう。
(同じロベルト系でもブライアンズタイム産駒の成長力と比べると、多少落ちる気はしますが・・・)
面白味のある一頭かも知れません。
Smile−19(ターファイト)
父マーベラスサンデー 母フジノタカコトブキ 母父ホリスキー 募集価格2000万円
バランス的にもやや前勝ち気味で、トモの力強さが今ひとつです。
ただ、バランスが崩れているわけではありませんので、成長分で緩和されます。
小さくまとまった感がしますが、筋肉もこれから付いてきそうで、
芝よりダートの方が適正があるかもしれません。
顔も多少キツイですが、SS系ということもあり。これは良い方に取りたいと思います。
思っている以上に楽しみのある一頭のような気がします。
Smile−24(ターファイト)
父サニーブライアン 母ブゼンワイルド 母父ブレイベストローマン 募集価格900万円
これまでサニーブライアンの産駒を見てきましたが、
思った以上に出来の良い子が多いと思います。
同じBT産駒のナリタブライアンよりしっかり出してきてると思います。
(もちろんその種牡馬によって走る体型があるので、それに当てはまるかは走って見ないと・・・)
本馬もそれに漏れず、しっかりとした筋肉を持ってますし、
なんと言ってもブライアンズタイムの系統は化けますから魅力です。
(成長力に富んだロベルトの影響でしょうか)
しかし、個々のパーツを見ていくと物足りない部分が多いです。
後肢などは特に。顔も良くはありません。
900万円という低料金設定を考えて評価は△とします。
Smile−32(ターファイト)
父ザグレブ 母トップニュースU 母父ダンジグ 募集価格1200万円
まず脚の貧弱さが目に付き、故障という事を考えてしまいます。
牝系を参考にした方が良いかも知れません。
エビなどは遺伝も考えておいた方が良いでしょう。
それと肩から胸の厚みが足りないのもマイナスです。
皮膚などが厚く感じますが、シアトリカルの系統ではありがちです。
気にしなくて良いでしょう。
脚に自信が持てないことも合わせてこの評価です。
Smile−33(ターファイト)
父シンコウキング 母バンブスキー 母父ロジンスキー 募集価格800万円
シンコウキング産駒ですか、面白いですね。
募集価格800万円という価格を見た後で、この馬体を見たので驚きましたね。
トモはしっかりとした大きさを持っていて、幅も長さも問題なし。
前は多少まだ弱いですが、かたちは良い物があるのでこの先期待できます。
あと、顔も悪くないですしね。バランスがこの先とれてくるのは間違いないです。
800万円ならお買い得の一頭ではないでしょうか。楽しみです。
Smile−37(ターファイト)
父オジジアン 母カガミアスカ 母父ジェネラルアッセンブリー 募集価格2000万円
オジジアンらしさが随所に見える一頭で、
父の産駒の例に漏れず短距離が適正になるでしょう。
胸の厚さなど良いところはあるのですが、気になるのがトモ。
トモの作りが今ひとつ気乗りしません。あと、脚元が怖い。
脚元は走ってみないとわからないところがありますが・・・
スピードはありそうな馬体ですので、早めから期待出来そうです。
脚元に自信が持てないことから多少評価が下がります。
Smile−41(ターファイト)
父バブルガムフェロー 母ビバムール 母父カーリアン 募集価格2700万円
SS系にカーリアンの肌と言うことで、非常に淡い期待を抱いてしまう血統ではある。
その分が上乗せされているのか、募集設定額は少々高めの設定に感じる。
バランスは非常に素晴らしく、バランスという点では何処も気になるところは無い。
前躯はまだ未熟ながらもいい形を持っており、トモは十分に幅があり好印象。顔も悪くない。
ただ、この馬で唯一気になるところが、繋ぎが短く出ているところ。
自然と芝での瞬発力勝負の舞台より、重馬場やダートでの戦いが予想される。
馬体的には高い評価を与えることが出来る一頭。▲の上。
シャフツベリー(ターファイト)
父メジロライアン 母ケロメロ 母父Eastern Echo 募集価格2600万円
本馬は2歳7月時の馬体写真にて診断しています。
やや募集時より時間の経ってる写真なので当然ですが、
筋肉質で非常にバランスの良い馬体です。
トモの長さがもう少しあれば良いと感じますが、現状でバランスがとれてるのでこれで良いのでしょう。
何より良いのが顔です。非常に素晴らしい出来です。闘争心溢れる目つきで好印象です。
馬体の作りから距離適正は2000m前後まで。筋肉がしっかりしているので芝でもダートでも可能です。
ややこじんまりとした馬体ですが、レースに行き、安定して確実に力を発揮するタイプだと感じます。▲の下。
ミセスタイキの98(大樹)
父トウカイテイオー 母ミセスタイキ 母父ダンスオブライフ
やはりバランスの悪さが目に付いてしまいます。
トウカイテイオーに似たのか首がシッカリと太く、それ自体は悪くないのですが、
その首を支えるには貧弱な肩・胸にうつります。シッカリとした胸囲が欲しいところです。
あと、牡馬にしては腰が甘く、トモは多少物足りないですが、
形は悪くなく、その辺は時間が経てばしっかりしてくるので問題ないでしょう。
距離は短めより長め、成長は早より遅ではないでしょうか。
募集3000万円。さすが大樹です。少々強引ですが牝系で持っていきました。
個人的にもこの馬には興味を持ってるので、是非頑張って欲しいものです。

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