GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE " in SAITAMA

Written by Miko

GLAY ARENA  TOUR 2000 “HEAVY GAUGE”

2000/11/19(日) 埼玉スーパーアリーナ

 

 

 

 

京浜東北線、さいたま新都心駅。

その、できたばかりの真新しい駅を降り立つと、すぐそこに埼玉スーパーアリーナの

巨大な建物が目に飛び込んでくる。

その、異様なまでの大きさと、要塞のようにそびえ立つ外観に圧倒されてしまう。

 

キャパ3万5千人のスーパーアリーナ。

アリーナというより、むしろスタジアムと言った方がピンと来る広さ。

スタンド席に至っては、5階席まであって、下から見上げると恐い気がした。

 

私の席は、2階席…といっても、アリーナから50センチばかり高いだけの

それも、かなりステージから後方に位置した過酷な場所だった。

それでも1番前だったので、ステージはよく見えた。

勿論、双眼鏡の倍率を最高にして…の話しだが。(笑)

 

それに今日は、テレビカメラが入るということで、セットリストにも何らかの変化が

あるのではないかと相棒と話し合っていたところ…。

ふと見上げたアリーナ中央の天井に、燦然と輝くミラーボールを発見!!!

もしかして、久々の“HAPPINESS”か?…と思っていたら…。

それは……後に記述することにしよう。(笑)

 

そうそう、SEに沖縄テイストが加味されていたことを付け加えておかねば。

やはり、沖縄公演を前にHISASHIが新たに制作したものなのだろう。

いつかのCNCで、民族音楽に興味を持っているようなことを仄めかしていたので、

それを、実践してみたのかしら?

私にとってSEは、ライブの楽しみのひとつ。

HISASHIの遊び心に触れられるしね。

 

 

 

さて…。

定刻を15分ばかり過ぎた頃…。

いよいよ客電が落ちて、HGの文字がスクリーン中央に浮かび上がる。

ズンズンと躰に響く重低音のリズムが刻まれ、スクリーン上に、様々な幾何学模様や、

文字が跳ね回っている。(これもいつも通り)

そして…ステージ後方よりメンバー登場!!!(今回はせり上がりではなかった)

 

 

 

≪1曲目♪HEAVY GAUGE≫

 

HEAVY GAUGEを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れない。

ポップで温かい印象を持つGLAYの曲とは対極にあるような、

近未来を彷彿させる重厚な調べ。

ツアーも終盤を迎え、その音は更に進化していた。

GLAYから発進されるメッセージとして、

この曲は、HEAVY GAUGE TOURを体感した全ての人たちの心に

強く残るものになっていくに違いない。

 

HISASHI...TALBO PLATINUM BLACK。

TAKURO...Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO...TopDog JRO−03を使用。

 

 

 

≪2曲目♪FATSOUNDS≫

 

静かだったアリーナが、一瞬にしてライブ会場となった。

イントロが流れ、TERUの“ひゃーーーー”の叫び声で、

オーディエンスが一斉に沸き立つ!!!

それに輪をかけるようにTERUが煽ると、

アリーナは一瞬にしてライブハウスとなった。

HISASHIがステージ上手に移動して、TAKUROとのコラボレートを見せつける。

クルクルと華麗な舞いを見せるHISASHI。

JIROが大きく首を振りながらリズムを刻む。

TERUがマイクスタンドを振りまわすパフォーマンスを見せる。

見事な、静から動への変化。

これこそが、ライブの醍醐味だと思う。

 

HISASHI...TALBO PLATINUM BLACK。

TAKURO...Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO...TopDog JRO−03を使用。

 

 

 

(MC)

TERU「HEY!埼玉〜!もっともっとハードに行くぜ――!」

 

 

 

≪3曲目♪MERMAID≫

 

ライブで大きく成長したこの曲。

TAKUROとHISASHIのギターバトルがアツくさせる。

少し、ネックを起てて構えるTAKUROのスタイルと、

斜に構えるHISASHIとのコントラストが絶妙で。

そんな2人のギタリストによる魔法のように紡がれる音に、

しばし聞き入ってしまう。

 

HISASHI...TALBO PLATINUM BLACK。

TAKURO...Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO...TopDog JRO−03を使用。

 

 

 

≪4曲目♪ビリビリクラッシュメン≫

 

JIROのベースが熱くなっている空気を震わせる。

やっぱりこれはライブ向けの曲だ。

♪飛びこむのさ!NEW YORK!〜でジャンプ!

タイミング良くキレイに決まると、凄く気持ちいい。

HISASHIがソロパートを弾き終ったところで、ネックをでろんと舐め上げてみせる。

その仕草がひどく挑発的で、思わず「おぉ!」と叫んでしまった…。(笑)

 

HISASHI...TALBO PLATINUM BLACK。

TAKURO...Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO...TopDog JRO−01を使用。

 

 

 

≪5曲目♪生きがい≫

 

縦ノリ系の曲が続いたので、ここで一息。

落ち着いたところで、衣装をチェック!!(いいのか?/笑)

 

(衣装)

HISASHI/黒のフード付きジップアップロングコート。縁取りの色は赤。同色で、

背中と裾に、燃え盛る炎のような模様が施してあって、華麗な舞いを見せる度に、

とてもステージ映えがした。黒の短パン、黒のブーツ。髪は金に近い茶髪。

 

TAKURO/テンガロンハット。パープルのジャケット、光沢のある同色のパンツ。黒T。

 

TERU/黒のジャケット。(ポケット位置と背中のきり返しの部分に白い線が入ってる)

黒いパンツ、黒のシャツ、白っぽいニットタイに黒い線。

 

JIRO/薄いブルーグレーのチェックのジャケットとパンツの組み合せ。黒T。

 

 

この曲で、TAKUROが上着を脱いで、黒Tシャツ姿に。

HISASHIもフードを脱いでの演奏。(何を基準に脱いだり被ったりするのだろう?)

 

HISASHI....Journeyman#015。

TAKURO...(不明/Missing YouのPVで使用されているギター)

JIRO…TopDog JRO−03を使用。

 

 

 

≪6曲目♪SPECIAL THANKS≫

 

海の底を思わせるブルーの光に包まれて、切々と歌い上げるTERU。

キーボードを奏でるTAKUROとTERUの静かなセッション。

HISASHIのギターが、去り行く夏の情景を語りかけていた。

 

HISASHI....Fender JAGUAR。

TAKURO....キーボード(コルグSG pro X)。

JIRO…TopDog JRO−03を使用。

 

 

 

(MC)

TERU「3万5千プラス6のパワーはどれくらいだろう…。

なんかね、ドームツアーをやってるような、そんな凄いパワーを感じる。

楽しいです!ありがとうね。

これだけ広いと、何言ってるか解りませんか?聞こえてる?(笑)

20世紀最後の年ということで…GLAYは半年以上も歌い続けて来てしまって…。

今年ほどバンドやってるな、と実感した事はなかったです。

夏にね、ロスで“MERMAID”と“とまどい”のPV撮影の時、泊まったホテルの

プールで泳いだのが、最高の楽しみでしたね。

………静か過ぎると何かヘンだね。(笑)」

 

静かに聞いていた客席から、大歓声が上がる。(でも隣のTERUファンらしき男のコは、

『黙って聞けって言ってたじゃんよ〜』と、呟いていた…。/笑)

 

あまりにうるさくなったので、TERUが合図で拍手と歓声を止めさせる。

するとすかさずJIROが…「キミはタモリか!」と。

TERU「いや…さっきまで“いいとも”見てたからさ…(増刊号を見てたらしい)

それじゃ…思い出の曲…聞いて下さい。“Savile Row”!」

 

 

 

≪7曲目♪Savile Row 〜サヴィルロウ3番地〜≫

 

意外な選曲!でも嬉しい!TAKUROが再び帽子を被ってアコギを演奏。

GLAYにとってこの曲には、私達の知らないどんな思い出が詰まってるんだろう…。

 

HISASHI....Journeyman#015。

TAKURO....Takamine PT‐207。(だと思う)

JIRO....Gibson EB‐2D。

 

 

 

スポットライトがキーボードのTAKUROを照らし出した。

美しく力強い旋律が、その指先から零れ出す。

一体…何が始まるんだろうと思っていたら、この曲だった。

 

≪8曲目♪とまどい≫

 

グリーンとブルーを基調とした、やはり海を連想させる色彩のライティングと

TERUの歌声が溶け合っているようだった。

 

 

HISASHI....Journeyman#015。

TAKURO....キーボード。(コルグSG pro X)

JIRO…Gibson EB‐2D。

TERU…アコギ。(Ovation系/機種名不明)

 

 

(MC)

TERU「今日は、アツイ1日を皆さんと共に過ごしていますが、

この歌を聴いて、俺達の生まれた街の白い雪を感じて欲しいと思います」

 

 

 

≪9曲目♪Missing You≫

 

ここで、先に記述した例のミラーボールが登場!(笑)

会場全体にブルーの照明が落とされ、ミラーボールが回り出すと

まるで、白い雪がはらはらと舞い降りて来るような錯覚にとらわれる。

この演出には感動した!

そして、演奏にもシビれた!

JIROのベース音がズンズンと響き、TOSHIさんのドラムがビートを刻み、

TAKUROとHISASHIの折り重なるようなリフが激しくぶつかる。

TERUの熱唱、SHIGEさんのシンセ…まさに名曲!この一語に尽きる。

 

HISASHI…Fender JAGUAR。

TAKURO…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO...TopDog JRO−01を使用。

 

 

 

≪10曲目♪LEVEL DEVIL≫

 

ハイパーサウンドマスター、HISASHIによるDoc−lock studioの再現か?

エフェクターを操るHISASHIはさすがに動けず(笑)ひたすら音を造り出す。

中央スクリーンに浮かぶ巨大な髑髏の口が開いて、その中にどんどん入り込んでいくと

行き着いた先にHISASHIの姿が現れるという、VJクルーの凝った演出が見ものだった!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

      SPECIAL FX。(エフェクター&サンプラー)

TAKURO...Journeyman L.P.S。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

≪11曲目♪ROCK ICON≫

 

めくるめく映像の世界…。

めまぐるしく変わるスクリーンの絵とライティングのコンビネーション。

縦ノリの曲に会場も揺れる!

そして、TOSHIさんの心臓に直接響くようなドラムが凄い!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO...Journeyman L.P.S。

JIRO…. TopDog JRO−01

 

 

 

(MC)

TERU「さいたまーー!メンバー紹介!いくぜーーー!」

メンバーをひとりひとり紹介した後、続いてVJクルーの紹介へ。

そして、恒例のVJによるアニメーション埼玉版。

各地で名物などをパロってきたVJアニメだったが、なぜか埼玉は不発。

草加せんべいしか思いつかなかったのだろうか?(謎)

お祭りの縁日に並ぶようなGLAYのお面と、スキスキサイタマの文字が

画面に現れただけだった…ちょっとガッカリ。

 

 

 

そして…TOSHIさんによる長い長いドラムソロ!

まるで、pure soul時のホールツアーが再現されたみたいだ。

力強い音とリズムの洪水が耳に鳴り響く。

そのまま、なだれ込むようにして始まったのがこの曲だった。

 

 

 

≪12曲目♪誘惑≫

 

心配した歌詞とばしもなく(笑)本来のGLAYの演奏が楽しめた。

やはりこの曲のHISASHIのソロパートでの指使いは逸品!!!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO... Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

≪13曲目♪彼女のModern…≫

 

TAKUROとHISASHI…向かい合ってのリフ合戦!

お互いを挑発するようなリフのやり取りに、見ているこちらがアツくなる!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO... Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

≪14曲目♪COME ON!!≫

 

激しいナンバーが続く。

でもオーディエンスとステージが連動している感じ。

ライブって楽しいよ!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

≪14曲目♪SURVIVAL≫

 

JIROのベースとHISASHIのギターが、ステージ中央で炸裂!

ソロパートを弾き終わったHISASHIが、ギターのボディにKiss!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

(MC)

 

TERU「次で最後の曲になります。この歌を聴いて、みんなの“明日も頑張ろう”

と思う気持ちに繋がればいいな、と思います。俺達も、このHEAVY GAUGEツアーで

強くなれたと思います。そんな思いを込めて……」

 

 

 

≪16曲目♪Will be King≫

 

HISASHIによるシタールの透明な旋律と、TAKUROの語りかけるようなアコギ。

スクリーンは夕景から漆黒の闇へと移り変わっていく。

そしてまた訪れる朝…。

この歌に託されたメッセージが、TERUの力強い歌声で表現される。

 

HISASHI...Jerry Jones ELECTRIC SITARとJourneyman#015を使用。

TAKURO...takamine PT-207。

JIRO...TopDog JRO−01。

 

 

 

TERUの「サンキュー!埼玉スーパーアリーナ!楽しかったよ!サンキュー!!!」

の挨拶で本編終了。

 

場内に大きなアンコールの声と拍手が鳴り響く。

 

やがて、ツアーTに着替えたメンバー登場。

TERUとJIROが前半戦の時の黒のヘビゲT、TAKUROとHISASHIが黄色T。

そして、いきなり始まったこの曲…。

 

 

 

≪Encore1曲目♪Wet Dream≫

 

後半戦のライブでお馴染みとなったこの曲!

オーディエンスもこの縦ノリの音に自然と躰が動き出す。

TAKUROとHISASHIのアグレッシブなツインギターが冴えてる!

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

(MC)

TERU「ライブって楽しいでしょ?もっともっと楽しもうぜーーーー!」

 

 

 

≪Encore2曲目♪生きてく強さ≫

 

やっぱり、ライブには欠かせないよね!この曲は。

『みんながひとつになれる』あの瞬間がとても好き!

元気とか、勇気とか、パワーとかを、GLAYと会場にいる全ての人とで共有している感がある。

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

≪Encore3曲目♪SHUTTER SPEEDSのテーマ≫

 

JIROがアンプに顔を引っ付けるようにして、ベースをかき鳴らす。

そして…体勢を立て直し、いつものイントロが始まると、

オーディエンスが一斉に色めき立つ!

TERUとJIROの掛け合い、ステージと客席との掛け合い。

もう、この辺になると記憶がぶっ飛んじゃってる!(笑)

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

≪Encore4曲目♪ACID HEAD≫

 

最後!ということで、双眼鏡を椅子に置いて、とにかくジャンプの体勢に。(笑)

もう、床が揺れようがお構いなしに飛んで飛んで飛びまくる!

明後日、痛む筋肉については、考えないでおこう…。

 

いつもより早いタイミングで特効が…と思ったら、それは花火だった!

かなり長い間、火柱が立って…TERU以外見えなくなってしまう。

そして、絶妙なタイミングでホンモノの特効が弾けて終演を迎えた。

 

HISASHI....TALBO PLATINUM BLACK。 

TAKURO.…Gibson LES PAUL CUSTOM。

JIRO…. TopDog JRO−01。

 

 

 

TERUやメンバーがそれぞれに「ありがとーーー!!!」と叫び、客席に手を振る。

「サンキュー埼玉!!ありがとーーー!!!また逢おうぜーーーーー!!!」

TERUの雄叫びとペットボトル投げ。JIROやTAKURO、HISASHIのピック投げ。

長い長いエンディングは、とても感動的だった。

今回も最高のライブをありがとう!

HEAVY GAUGEの世界に触れられたことを、忘れずにいたい。

メンバーがステージから去って、エンドロールが終わっても鳴り止まない拍手。

アナウンスが流れてライブ終了が言い渡され、客電が点くまで…それは続いた。

 

 

 

∽∽あとがき∽∽

 

今回の埼玉ライブは、私にとっての今世紀最後のGLAYライブでした。

はるばる遠征してきた甲斐があり、とても楽しく燃え尽きることができました。

特に、HISASHIが物凄くテンションが高くて、見ていてドキドキしてしまいました。

TAKUROがテレビカメラに向かって、挑むようにギターを弾くので、(ステージ上で

真横になってしまって)機種を見分けるのが大変だったり…。(笑)

 

そして念願のジョン・レノンミュージアムも楽しめたし。

翌日には、足を伸ばしてhideミュージアムにも行くことができたし。

一生忘れられない思い出になったと思います。

GLAYと、お世話になった相棒と、あの日…出逢うことのできたネット仲間みんなに

心から、ありがとうと伝えたいです。

 

それと…快く送り出してくれた家族にも感謝します。

                               

                               ☆MIKO☆

 

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